擬態
蝶は蜂のような武器もなく、鳥などの外敵には無防備です。
そこで外敵に見つからないようにまわりの環境や生物に似せたり、目玉模様でびっくりさせたりして身を守る事を擬態と言います。
蝶に限らず、ほとんどの動物がなんらかの形で擬態していると言われますが、その中でも昆虫は特に、巧妙かつ多義に亘っています。


カモフラージュ(隠蔽型)(いんぺいがた)

擬態にはいろいろな種類がありますが、一般的に見られるのがまわりの色や形に同化させ、外敵に見つからないようにするカモフラージュです。その代表とも言えるのがコノハチョウです。
これらは「たまたま偶然にこのような形が生まれたのだろう」と思いたくても、この蝶を見ると信じざるを得ない心境になります。

蝶の画像の上にカーソルを持っていくと表面に替わります。
コノハチョウ
コノハチョウ(裏面)
隠蔽型
どれ一匹として同じ模様がない
カモフラージュ
ファンテスコノハタテハ(裏面)
カムフラージュ
ルリシンジュタテハ(裏面)

アルキドナキノハタテハ(裏面)
クジャクチョウ
クジャクチョウ(裏面)