毒蝶同士真似し合い、その効果を高める(ミュラー型擬態)

真似てが多くなれば効果は少なくなりますが、毒蝶同士真似し合えばどうでしょう、初めからどの種を食べても毒蝶なので、似たような蝶全部が襲われなくなり、一層効果が高まるはずです。これをミュラー型擬態(相互擬態)といい、南米に生息するドクチョウやマダラチョウ科の仲間に多く見られます。

下の写真は南米のトンボマダラチョウの仲間で、すべてが毒蝶で相互擬態しており、生存効果を高めています。 この他にも似たような種が何十種もいて、「真似しあうもの」「真似するもの」などが複雑に絡み合い、擬態関係を持っています。
ミュラー型擬態
ヘリボシスカシマダラ
相互擬態
ギウリアスカシマダラ

オオスカシマアダラ

スカシマダラ

日本の南西諸島を中心によく見られるスジグロカバマダラとカバマダラも相互擬態と言えます。

スジグロカバマダラ♂

カバマダラ♀
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