名古屋の蝶
「天白の蝶」といっても、「天白区にしかいないとか」、「確実に生息している」と言うのではなく、天白区で見られる蝶と言った方が正しいかもしれません。
私が1990年から今日までに天白区において観察した蝶49種をすべて紹介します。おそらく、特別な場合を除きこれ以上の種を見ることは難しいと思われます。

ただ、だんだん少なくなる一方で、ナガサキアゲハやムラサキツバメシジミなどのように、以前は全く見る事ができなかった蝶も、地球温暖化の影響でしょうか。だんだん北上を続け、今では普通見られるようになった種もあります。

名古屋市内で自然の豊かな区といえば、ダントツで守山区で、現在でも60種以上の蝶が確認できます。続いて名東、千種、天白、緑と東部丘陵地に集中しています。しかし、これらの地も年々開発が進み、多くの自然が失われて来ています。

ここで紹介する中でも、もう絶滅に瀕している種もあると思います。又、1990年以前に記録があり、現在すでに絶滅した種についてはレッドデータ天白にて紹介します。

アゲハチョウ科
マダラチョウ科
シロチョウ科
タテハチョウ科
シジミチョウ科
ジャノメチョウ科
テングチョウ科
セセリチョウ科