アジサイ(紫陽花) ガクアジサイ(額紫陽花)

「梅雨時の花」といえば誰もが紫陽花を思い浮かべるのではないでしょうか。梅雨の季節にひときは映える紫陽花を見ると、うっとうしさも少しは和らぐのではないでしょうか。
 
皆さんも、ガクアジサイの花びらに見える部分が、萼(ガク)の変化したものであることはご存知のことと思います。それでガクアジサイというのかと思ったら、花の周りの装飾花の部分(花びらにみえる)が額縁に見えることから額アジサイというのだそうです。一般に見られる手まり状のアジサイは、このガクアジサイ(原種)を改良したもので、花すべてが装飾花となったものです。

紫陽花の語源は「集真藍」(あづさあい)、真の青いはなが集まっているところから来ているそうです。


紫陽花  荒池緑地 2006・6・16

額紫陽花
紫陽花
装飾花で縁取られる額アジサイ
額紫陽花
花の説明
がくあじさい
ガクアジサイの花

装飾花  中の小さいのが本当の花

ガクアジサイ

ヤマアジサイ(クレナイ)
装飾花で縁取られ、額縁のように見えるため額紫陽花(ガクアジサイ)といわれています。
紫陽花 (すべての花が装飾花として改良された園芸種)
園芸種として何百種もあるそうですが、同じ種類でも土地質や時期によっていろいろな顔を見せてくれます。
アジサイ
紫陽花の若いつぼみ 白のアジサイも美しいですね