ハナミズキ
                                     
1912年に東京からワシントンに桜(ソメイヨシノ)を送った返礼として、このハナミズキが送られたことは有名な話です。とてもおしゃれで気品があり、私の大好きな花の一つです。花もさることながら、秋は紅葉とともに赤い実を付け、とても魅力ある樹です。最近では住宅地の庭先や街路樹でもよく見かけるのではないでしょうか。実を言うと、花びらに見える部分が総苞片という部分で花びらではないのです。どう見ても花びらにしか見えないのですが、よく見るとその中に小さな花らしきものが見えるので納得せざるを得ないのです。


2006・4・26

総苞片が初めから開くものと、写真のようにめくれるように開いてくるものがあります
総苞片がめくれ中からつぼみがのぞきはじめました
大きくなると同時に、濃いエンジ色から美しいピンクに変身していきます

総苞片が開き、ちっちゃな花がたくさん

総苞片が落ち実を結ぶ

色づき始めた実

濃いエンジ色の紅葉が美しい
秋には紅葉し、赤い実が美しい

日本のヤマボウシとの違い
ハナミズキの原種は白い色をしており、ピンクや赤は園芸種として改良されたものです
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 近縁種の日本のヤマボウシ