ヤマカガシ
 
平針住宅にお住まいの武田賢司さんより自宅近くで撮られた、ヘビ(ヤマカガシ)が蛙を呑み込むすざましい写真を投稿いただきましたのでご紹介いたします。
我々、動物の中で嫌いなものといえばヘビ・クモ・ゴキブリなどが筆頭に上げられるのではないでしょうか。しかしこれらの動物も生態系の一員として大きく関わりあっています。この平針でその一こまが見られたことは非常に貴重な体験ではないでしょうか。
ヘビも最近では下水の整備、自然環境の喪失で街中ではほとんど見ることができなくなってしまいました。現在平針で生息しているヘビは、今回紹介するヤマカガシのほかシマヘビ・アオダイショウ、最近見かけなくなったマムシやジムグリぐらいでしょうか。
                                                       平成17年9月2日

ヤマカガシは1メートル前後の小型の毒蛇ですが、おとなしい蛇なの手を出さない限りかまれることはないと思います。このあたりで見かけるものはオレンジの目立つものが多いので簡単に見分けがつきます。オレンジの目立たない個体でも、幼生の頃は首も周りが黄色く、成体では首の下(あご)が黄色なのでシマヘビなどと区別がつきます。



上の写真のようにヤマカガシは自分の頭の何倍もあるような蛙を丸呑みにしてしまいます。そのせいでよく幻の動物「ツチノコ」と勘違いされる方もあります。
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