ツマキチョウ

  

モンシロチョウより一足遅れ4月ごろから見ることが出来ます。

ただモンシロチョウのように何度も発生(一年に何度も世代を繰りかえし成虫が現れること)するのではなく、春一回だけしか現れないのです。

モンシロチョウよりひとまわり小さく、雄の前翅の先端には黄い紋があり、とても可愛らしい蝶です。

天白川や荒池緑地などでも普通に見られ、時折街中でも見かけますが知らないとモンシロチョウと思われるかもしれませんね。よく観察すると飛び方や大きさですぐに判別出来るようになります。

幼虫はあぶら菜科のハタザオやイヌカガシそしてダイコン(葉)なども食べます。20日余りでサナギになり、そのまま夏秋冬と10ヶ月もの間サナギの状態で過ごし春に又成虫として現れるのです。



ツマキチョウの交尾 上が♂で、逆さにぶら下がっている大きい方が♀です
2005・4・29 荒池緑地二つ池にて
ツマキチョウ ♂ ツマキチョウ ♀
ツマキチョウ ♀ ツマキチョウ ♂
相手を求め追い合うツマキチョウ 絡み合う雌雄