先日、配達のスタッフから黒いトンボを見たけれど「何というトンボ」と聞かれましたが、この辺りで見られる黒いトンボといえばこのチョウトンボか、ハグロトンボです。

チョウトンボの名は、普通のトンボと比べ腹長(尾っぽ)が短めで、後翅が幅広く蝶のようにひらひらと飛ぶことから付けられています。遠くから見ると黒く見えますが、近くで見ると光りの具合で金藍色などに光り輝きとても綺麗です。是非、下の写真で素顔を見てください。

近年、発生が少ないのですが時折、大発生することがあり、大堤池などで群れをなして飛ぶ姿が見られます。叉、水辺を離れた樹のこずえをひらひらと滑空する姿もよく見られます。


                       ナンキンハゼの梢を旋回するチョウトンボ

ちょうとんぼ
チョウトンボ♂
蝶蜻蛉
チョウトンボ♀
トンボというと繋ぎトンボ思い浮かべますが、このトンボはなかなか見る機会がありません。交尾時間が短く僅か数秒で終わることが多く、なかなか写真に収めることは難しいです。
見る角度や光の加減でいろんな色に輝きます。
頭部上方から見ると 顔をよく見ると,、お面をかぶったように見えますね