産卵


ミカンの葉の裏縁に産卵しているところ
交尾を済ませたアゲハの母蝶は、ミカン科のユズやサンショウなどの葉に産卵を始めます。1箇所に何十個と産むのではなく、広い範囲を飛びまわり、食草を見つけては産卵を繰り返し、1頭(1匹)で100個ほどの卵を産み付けます。

卵の大きさは直径1.2mmほどで、ほぼ球形で明るいクリーム色をしています。

ミカンの葉に産み付けられた卵

時には果実(写真はユズ)に産卵することもあります。

孵化(ふか)(卵がかえること)まじかになると黒ずんできて、中が透けたように見えてきます。黒真珠のようですね。
もうすぐかわいらしい幼虫の誕生です。